初観戦備忘録

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初めての福山シティの試合を観戦したときの記録を残しておきたい。2023年中国サッカーリーグHOMEバレイン下関戦、まず訪れようと思ったのはSNSで5000人集客を目指す、というかなり気合の入ったプロモーションがSNSから目に入ってきたからだった。え、2022年の最大人数2000人台じゃなかった?やばない?と壮大なプロジェクトをぶち上げているのを見て興味を持ったのだ。ボランティアの方による、会場アクセスについて、優勝争いにおいての重要性についてなど、至れり尽くせりのnoteを見つけたのも大きい。

 

note.com

結果は観客数3889人。中の人としては不本意だったかもしれないがクラブ記録更新で大成功に思える。メインスタンド側は席を探すのも一苦労。空いているのは屋根がなく、サウナの如く容赦ない日光を浴びる端のエリアだけ。とはいえ、プロリーグに比べるとゴール裏の迫力が今後の課題なのかなという印象は受けた。ゴール裏の層がもっと厚くなるか、陸上トラック上に椅子を敷き詰めるか、席の入れ替えをして一部帰ってもらうくらいしか5000人の入場は難しそう。

気になった点その1、7月開催で14時キックオフ、竹ヶ端はとんでもない暑さだった。なんでこの日時だったんだろう?夜の試合をするには照明設備とかが不十分なのか、アウェイサポーターに配慮したのか。選手、審判、ボールボーイ、各所熱中症は気をつけていただきたいところ。水を公式でタダで配っていいんじゃないかとも思った。私はスタグルエリアで買ったアイスコーヒーを2杯飲んでなんとかしのいでいたけれども。2023年は秋春制移行について話題になっているけれども、そろそろ考えなければいけない時期のように思う。それでも試合はよかった。前半は取って取られての緊張感のある展開で、後半は逆転。得点者が歌い続けていたゴール裏に走っていた光景は素晴らしかった。動画を取っていなかったのが心底悔やまれる。

気になった点その2、行き帰りに見かけるサポーターのレアさ。私は会場の近くまでバスで行ったのだが、こっちであっているのか?と道中に不安になるほど、スタジアムの入り口ギリギリまでサポーターらしき人に出会えなかった。私が時間ギリギリなのが良くなかったのもあるのだけど。ただ福山は基本車社会。みんな車で来て車で帰るということで、公共交通機関がマイノリティというのは新鮮だった。他のスタジアムでの試合の帰り道はユニ姿の人がぞろぞろ駅に向かうというのが当たり前だったので。サポーターが基本車というのはユニを着て街を歩く時間も少ないということなので広告価値向上するためには色々考えないといけないかもしれない。お酒の出る量にももしかしたら影響するかもしれないし、バスで来る人は増やしたいかも。できれば市バスではなく試合日には特別な便があったらいいな。

気になった点その3、施設に年季が入っているのはなんとかしたいところ。正直デートにはきつい。といっても自治体に期待するのは違うと思うし、1個1個解決するしかない。トイレはやっぱり大事って聞くね。

これが中の人に届くとも思っていないが3年後、5年後、10年後にこれらがどう良くなっているのか、このブログを見返したときにどんな気持ちになるのか楽しみにしたいと思う。